建築実例
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家族構成おふたり
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所在地名古屋市
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延床面積96.87㎡(29.29坪)
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UA値0.30
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C値0.2
切り取る景色
街のなかの安息の地。
安心して過ごせ、街の喧騒から守られた場所、家、部屋。
そんな所をイメージしてスケッチをしました。
景色は限定的に切り取られ、そこからは限られた情報のみ入ることを許し、
生活という行為に集中出来る環境を作りたいと考えました。
その為に壁、窓、空間があります。
四季折々にそれらが在る意味を感じてほしいと思っています。

建築家/稲沢 謙吾(Kengo Inazawa)
1969 石川県生まれ
1989 東京都立品川高等技術専門校 建築設計科 卒業
1989-2000 株式会社古平真建築研究所
2001 椙設計室一級建築士事務所設立
建築実例:30坪以上に感じる一階完結型の家 , 穏やかな日常を彩る中庭の家
静けさが広がる、小さな景色のある住まい
南側にマンション、東側に交通量の多い道路がある環境で、
窓の形と配置を工夫し、暮らしの中に取り込みたい光と緑だけが届くように整えた住まいです。
家に入るとまず目に入るのは、
リビングの窓から差し込む落ち着いた光。
座ったときの目線に合わせて計画した窓が、外を気にせずくつろげる景色をつくります。
余分なものを映さない窓の切り取り方が、室内に静けさをもたらしてくれます。
また、リモートワークが多いご夫婦のために、
暮らしの音からそっと距離をおける書斎も設けました。
家族の気配と一人の時間。どちらも大切にできる住まいです。

交通量の多い道路からの視線が入りにくいよう窓の高さと位置を調整しています。必要な光だけがやさしく届き、カーテンを閉めきらなくても落ち着けるリビングになりました。

空間に合わせてつくった造作家具が、生活の動きを自然に整えてくれます。キッチンの収納や玄関の棚、エアコンをやさしく隠すルーバーなど、統一感のある落ち着いた住まいをつくります。

ご夫婦がそれぞれ集中できるよう、2階に落ち着いたワークスペースを配置しました。まぶしさを抑えた窓の高さと距離感で、仕事と暮らしを静かに切り替えやすい環境になっています。