建築実例
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家族構成ご夫婦+1人
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所在地稲沢市
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延床面積97.52㎡ (約29.5坪)
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UA値0.42W/㎡・K
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C値0.3㎠/㎡
愛着のある唯一無二な住宅
「どこで」「だれが」「どんな」生活を営むのかを、
型にはまらない自由な発想で読みとき
クライアントが、長きにわたり想い描いたものをカタチにし、
愛着のある唯一無二な住宅を創り出したいと思っています。
建築家/田辺 真明(たなべ まさあき)
1972 愛知県生まれ
1996‐2003 石川設計綜合企画 設計業務
1998 東海工業専門学校 夜間部 建築工学科 卒業
2003‐2013 地元工務店勤務 設計業務
2013 田辺真明建築設計事務所 創業
2021 田辺真明建築設計事務所株式会社 設立
【外観・内観の見どころ】
・小さくも機能美のある庇
・2つの回遊動線のある間取り
・LDKを中心に他室と繋がる間取り
・洗練されたカリフォルニアテイストな内装
・玄関から続く薪ストーブのある土間
・ヘリンボーンの機能壁
・柔らかく空間を間仕切る垂れ壁デザイン
・造作収納を兼ねたヌックスペース

玄関から続く薪ストーブのある土間リビングは、住まいの外と中を自然とつなぐ空間として、子どもやペットの遊び場にする、ガーデニングを楽しむなど多目的に使えます。
また薪ストーブは灰やススのお手入れが必要ですが、土間リビングなら汚れを気にせずメンテナンスできます。

ロフトからの眺め。一階とロフトをつなぐ吹き抜けで、家族それぞれが思い思いの場所にいても、お互いの気配を感じ、声が届く絶妙な距離感を確保しています。

明り取り用の窓からやさしい光が降り注ぎ、やわらかな表情が生まれる洗面スペース。
重厚感のある落ち着いた雰囲気の造作洗面台は、
カウンターを木で土台を作り、セニベトン(コンクリート風に仕上がる漆喰材)で仕上げました。

洗面スペースの窓は、窓が取れず暗くなりがちな平屋の中心部にも自然光を届けます。
家の設計する前に、建築家は建築計画地に赴いて光の入り方を確認しています。設計プランにはプライバシーの確保や眺望だけでなく、採光や通風などが考慮されています。
窓の配置にはすべて意味(=建築家の意図)があるのです。

将来は2部屋に分けることを想定した子ども部屋が西側に配されています。陽の光を取り込んで明るく気持ちのいい空間に。

リビングの一角にクッションを置いたベンチでゆっくりと時間をすごせるヌックスペースを設けました。
オーダーメイドでつくられた壁面収納には
・本や雑貨
・エアコン
・壁掛けテレビから隠蔽配線したレコーダーやゲーム機器
・モデムとルーター
・ルンバ
などがすべて収まります。

耐久性の高い住まいこそ、時を経ても飽きのこない普遍的なデザインが重要です。
河合工務店は本物の素材感を大切にしながら、お施主様が簡単にメンテナンス出来て、末永く使える部材を使用しています。