コラム家づくりの記録

2024.04.20

【一宮の家】住んでないのに、勝手に心地がいい

【一宮の家】住んでないのに、勝手に心地がいい

みなさんこんにちは🐈

黄砂と戦う日々、村田です。

 

 

5月末のお引越し予定、

やっと引越し業者さんが決まりました。

段ボールもらったのに何も詰めてない。

・・・え?一か月後やけど

 

引越しはまだなのに、もう住んだ気でいる村田は

モデルハウスに行くとなんだかしっくりきます。

心地良いのです。

なんでだろう・・・

 

これが私の中での最近の驚き。

 

 

モデルが完成し、稲沢先生に今度会うので

なんとなく最近思ったことを今日は書いてみます。

 

 

 

どんな家だって、しっくりくると思うんです「いつか」は。

引越しの多い人生だったので、それなりに賃貸を住み替えていますが

何だかんだ「わたしの家だな」ってなってるんですよ。

住めば都というのか

自分のもので溢れているからなのか

「慣れ」がそうさせているんですよね、きっと

 

今の賃貸は寒し暑いし、収納もない、全く好きではないのだけれど

旅行から帰ってくると「私たちの家」と心地の良い空間だと思えるし

なんなら実家の方が、ちょっと落ち着かないくらい

 

こんな話を、建築家1回目「ヒアリング」でも稲沢先生にお話していしました。

打合せの議事録を見ても「実家落ち着かない」とメモされていました(笑)

母よ実家も好きやで!

 

 

まず、根本的に私の考えはこうです。

「どんな家を選んだって住んでいたら、そこを『我が家』と思うだろう。

そこに家族がいれば快適で、心地良いと思うだろう」

と、大前提どこの会社で家を建てても、賃貸だろうと、建売だろうと、マンションだろうと

どこに住んでも同じ、心地よく感じてくると思います。

正直今まで見てきたお客さんの家に住んでも、何だかんだ住みこなしていると思うんですよ。

 

その上で、どっちみちお金を払うんだったら

寒くない方が良いよね

綺麗な方が良いよね

駅から近い方が良いよね

収納は多い方が良いよね

とそれぞれ自分の基準で住宅選びをされると思います。

 

 

私の優先順位一番は性能です。

(これは建築家にも言いました。失礼は承知)

4月中旬になってもヒートテックを着ているのだから、そりゃそうなんよ(笑)

河合工務店に勤めていなかったとしても

いつか気密、断熱を知り

「愛知県 高気密 高断熱」とかってネット検索をしてたどり着いたと思います。

 

建築家住宅は分かりにくいです。

体感したことないし、建築家とは喋ったこともない

知っている建築家なんて安藤忠雄さんとか?くらい

建築家 建造物っていうと大きい建物ばかり想像する

住宅で建築家ってなると

劇的ビフォーアフターって昔やってたテレビ番組の匠のイメージ

 

私自身お洒落さんでもないし、名作椅子が好きとか、有名な照明が好き

とかじゃなかったからなおさら

建築家って?って感じ

建築系の学校出てたわけじゃないしね

 

 

入社してから知ったんです

建築家の凄さを

同じ形は無いし、出てきた間取りプランを見ると「施主様っぽい」って思うんです。

 

オーダースーツと一緒かも

素材感は自分で選ぶからもちろん、体にぴったりしたものが出来上がる

 

で、建築家はすごいって前情報があって今回「施主役」をさせてもらいました。

稲沢先生にヒアリングしてもらって

模型と図面でプランの説明をもらって

プランが出た時点で、感動したし、

「これはすごいんじゃないか!!」って感じました。

すごい!イメージする私たちの暮らしにぴったりかも!としか思えないんですよ、この時点では。

オーダースーツも仕立て上げましたって言われて、おお!ぴったりな気がする!としか思えないんです。

体感するには袖を通さないと分からないんです。

 

今は袖を通した気分です。

この後ジャンプしたり、しゃがんだり、様々なシーンで

オーダースーツの良さがもっともっと体感できるはず。

フィットする感じ、ズレない感じね。

 

私は今、袖を通しただけ。

 

家が完成した直後って、「綺麗!おしゃれ!素敵!映え!!」みたいな感情の方が大きくて

しっくりと言うより、完成して嬉しいという感情でした。

 

何度も何度も足を運ぶにつれ、しっくりきたように思います。

住んでいないのに「我が家だ」と感じるのです。

 

時が経てばそう感じると思っていた「我が家」感は

建築家の設計によれば

住む前から「我が家」感が出るんだと驚きました。

 

生活をし始めたらもっともっと色んなことを体感するんだろうな

 

 

お客さんがこんなことを言うんです

河合工務店で建築家とつくられたお家は「するめ」です。

噛めば噛むほど味が出るするめのように

住めば住むほど体感されるようです。

 

今なら分かる気がする、本当の意味で

 

 

たった1回のヒアリングで、初対面の建築家が

ここまでの家を考えるなんて

ヒアリング前の宿題「暮らしのカルテ」も相当大事なんだけど

正直私たち夫婦は、暮らしのカルテが上手に書けていなかった(笑)

てか自分でも分からんのよ「自分たちらしさ」なんてもんは。

憧れのマイホームなんてさ、やりたいこといっぱいやし詰め込みたくなるやん?

憧れだけでパントリーとかつくってもらわなくて良かったよ(笑)

ヒアリングすごいなぁ

 

 

怖いのが知ってしまたら戻れない事・・・

プランが出た時も思ったんですよね

「この家誰のどのお客さんの家よりもええやん。一番ええ」

一番ええと思ってても、他の家でも住めると思ってたのよ・・・この時は。

 

今よ、怖いこわい

「この家しか住まわれへんのちゃうかな」と思うんです。なんでぇえ

(まず今の賃貸は戻れんね、これは性能的に。笑)

 

やっぱり性能大事マンからすると「第一優先は性能」ですが

建築家とつくる家は良いです。

知ったら戻れないほどにいいです。

こんなにも良いと思えるなんて、一年前の私に言いたい(笑)

きっとこうなること想像してたけど、想像以上だ。

 

 

稲沢先生に会ったら伝えよ「住む前から、我が家です」って。

 

おい!ポエムか!!なんか今日の回ポエムか!

おしまい!!

ありがとうございました!

 

 

住む前から私物(帽子と布)を持ち出す↓

まるで自分の匂いを擦り付けるネコのよう