インタビューコラム

2023.01.12

好きをぎゅっと詰め込んだ、子どもたちが自由に遊べる家【お施主様インタビュー vol.1】

好きをぎゅっと詰め込んだ、子どもたちが自由に遊べる家【お施主様インタビュー vol.1】

高気密・高断熱で、子どもたちが自由に遊べる家を希望していたご夫婦。
リビングに続くウッドデッキを囲むようにつくられたコの字型の平屋には、勾配天井の広いLDKや大きな窓のある玄関など、こだわりが詰まっています!
お家を建てるまでのエピソードや、暮らしの中で得られた実感などのお話を伺いました。


家族構成 ご夫婦+2人
所在地 愛知県一宮市
建築工法 木造軸組工法 平屋
居住年数 1年目

 

高気密な家を建てたかった

― 河合工務店を知ったきっかけは?

私たちが家づくりで1番大事にしたかったのが『高気密な家を建てる』こと。デザインは家を建てた後からでも変えられるけど、家の性能は変えられないので。
高気密の家がいいっていうのを自分で勉強して、いい工務店を探すなら “一宮市 工務店 高気密”で探すと良いと知り、実際にインターネットを検索してホームページを見て、直感でここだと。その後、「賢い家づくり勉強会」に参加して、そこで話した営業担当のスタッフさんが話しやすくてすごくいいなと(笑)。それが最終的な決め手だね。

―大手ハウスメーカーのような無料の間取りプランがなく、敷地調査や建築家によるプラン提示に費用が必要なのは不安ではなかったですか?

初回の間取りプランに10万円っていうのは、まぁ最初は不安はあった。金額が大きいから。ただ、河合工務店の担当スタッフさんが初めて会った時からすごく親身になって話してくれる人だったから、この人なら大丈夫っていうのがあった。
プランというよりは担当スタッフさんに信頼があったから、ここの工務店にするなら、工務店のやり方に合わせるしかないだろうなと。

―全国に約100人いるアトリエ建築家の中から担当する建築家が選ばれますが、建築家が誰になるかという不安はなかったですか?

建築家にこちらの要望を伝えて、出てきたプランに対して修正していくしかないかなって。
それに、事前に担当のスタッフさんが私たちの要望を聞いてから、それに合う建築家さんを選定してくれると言っていたから、建築家さんに対して不安はなかったよ。きっと私たちの要望を形にしてくれる人にちゃんと当たるんだろうな、という謎の安心感(笑)

―建築家との打ち合わせに向けて、担当スタッフと事前に準備や確認を行いますが、その流れはいかがでしたか?

事前に河合工務店の担当スタッフさんが要望を全部まとめてくれたから、そこは良かったよね。
建築家との打ち合わせは3回だけど、担当スタッフさんとは何回してもいいっていう。
担当スタッフさんとの打ち合わせの回数を決められていたら大変だった。

―事前準備の中で、今の暮らしを見つめ直し、これからの暮らしを家族みんなで事前に整理するため「暮らしのカルテ」を書いていただきましたが、大変ではなかったかですか?

私、こういうの好きなタイプだから、ノートに色々洗い出したりするのが割と楽しくって。
自分の家作りのここだけは譲れないところとか、嫌なところとかは、伝えないと結局伝わらないじゃないですか。
後で後悔がないように書き出すっていうのは、私は楽しかったよ。

河合工務店の暮らしのカルテ

暮らしのカルテで自分たちがどんな家に住みたいか、どんな生活がしたいのかを整理
―実際に建築家と打ち合わせをしてみていかがでしたか?

湊先生は喋りやすくて、私たちの話を真剣に優しく聞いてくれたから、そこはすごく良かった。
だけど、建築家と実際に会って打ち合わせできる回数が3回しかないっていうのがとても不安だった。回数問題!最初のプランが出てくる直前まで不安だったけど、実際の打ち合わせでプランがドンと出てきた時に「これだ!」ってなって。
私たち、プランの大幅な変更をしてないじゃない?建築家との打ち合わせはあと2回だけど、きっといい家になるわ~って感じだったね。
 

ちゃんと要望として伝えた家ができた!

―実際に住んでみて、このお家で気に入っているところはどこですか?

(ご主人)やっぱりリビングかな、うん。勾配天井にしたりで色々検討したから。広くて明るいですね。あとは、玄関の中庭が見える大きな窓。暗い時間に帰ってきた時に、玄関に入ると窓越しにリビングの明かりが見えるのがいい。

(奥さま)私はもう玄関!玄関は広いから好き!たくさんの荷物をもって帰って来た時に、そのまま置いておいても大丈夫。前にアパートに住んでいた時は、荷物を置いたら誰も通れないから、すぐ片付けなきゃいけなかった。今は玄関に置いたままで、手が空いた時に片付け。リビングで過ごしている間も玄関まで行かないから、荷物が置いてあっても気にならない。それはすごくいい。
あとは収納計画かな。うまくいったなって思ってる。リビングは散らからないし、あるべきところにあるべきものが存在するから、ちゃんと物の居場所決めといてよかったな~とは思う。

―広い玄関については「暮らしのカルテ」の中にご要望としていただいていましたね!

そうそう。だから、ちゃんと要望として伝えた家ができたなという意味では、全部満足だよね!どこも好きなの。ウッドデッキも広く感じるし、リビングとの繋がりがあっていいよね。ウッドデッキがあるのとないのとでは違うよね。

窓越しにリビングが見える玄関
―平屋の住み心地はいかがでしょうか?

とにかく家事動線が楽!洗濯物を干してファミリークローゼットに片付けるとか、料理してダイニングテーブルに置くとか。このキッチンとダイニングテーブルを横並びにレイアウトするのはアパートじゃできなかったから。家事動線は最高!
あとは家族の気配がどこにいてもわかる。だけど、意外と部屋同士が遠いからプライバシーもちゃんとあって、メリハリがあっていいなとは思ってる。

ダイニング

―無垢の床で暮らしてみて感じることはありますか?

床は温かいよね。温かく感じる!前の家は合板だったから、やっぱり木がいい。触り心地がいいというか、踏み心地がいい。
傷はつきやすいから、傷とかシミが嫌な人はダメだよね。あとフローリングの幅をちょっと広くしてるから、それも好きだよ。

―造作された洗面台の使い勝手はいかがでしょうか?

最高だよ、最高。毎朝テンション上がるよね。
アパート時代の洗面台とは比べものにならない。あれ、鏡の横についてる棚が小さくて物も落ちるし、ごちゃごちゃして不便で。
今の洗面台は鏡が大きいから二人で並んで使えるし、ドライヤーとかアイロンとか、ごちゃごちゃしてないからめっちゃいいです。

洗面スペース
 

子どもたちがよく走って楽しそう!

―新しい家に暮らしてみて変化はありましたか?

子どもたちがとにかく走り回って楽しそうだな。ぐるぐる回れる回遊動線になってるから、走ったり、車を乗り回したり。
あとプラレールも広々作れて、線路を長くつなげたり。遊ぶレパートリーが増えたかな。
子ども部屋でもリビングでも遊ぶけど、基本的にリビングが子どものおもちゃで散らからないから、それがすごくいい。前の家はリビングも子ども部屋も一緒だったから、常に散らかってて。今はそれがないからめっちゃいいな。

元気に遊ぶこどもたち
猫も飼えるようになった!猫も家があったかいし幸せそうだよね。
子どもたちは猫ちゃんとめっちゃ仲よくて、一緒に走り回って、お世話もしてくれてね。それが良かったな。

猫ちゃん
 

これからの暮らしについて

―今後どんな暮らしをしたいですか?

子どもたちが大きくなったり、私が復職したりすると物が増えるから、整理や収納が趣味だから、収納スペースをちゃんと整えていきたいな。
子どもたちが小学生になるとランドセル置いたりで棚の使い方も変わってくるから。
だから、収納スペースは可動棚(壁に設置した棚柱に棚受けをはめ込み、その上に棚板を置いた収納)にしておいてよかったなと思って。可変性が使いやすいし、収納スペースは余裕が全然ある。

収納スペース

これからお家を建てる人へ

―家づくりを通して印象に残ってることはありますか?

(奥さま)設計時の打ち合わせは楽しかったよ。毎回「進んだ~!」みたいな感じがあって!

(ご主人)イメージする部屋を探すのが結構楽しかったですよ。こういう部屋がいいなとか、こういう色合の壁紙がいいなとかね。

(奥さま)要望が形になっていくのが嬉しかったよね!

―これから家づくりをされる方にメッセージがありましたら、お願いします。

(ご主人)自分たちの生活をイメージして、部屋とかサイズとか、大事なところをしっかり伝えていくといいかなと思います。
設計の前に作った「暮らしのカルテ」がすごくよかったな。

(奥さま)似ている内容かも。自分たちの希望をノートとかに書いて、ちゃんと建築家に伝えないといけないなと。河合工務店は、希望を全部聞いたうえで最適な提案をしてくれると思ったから。
初回プランの提案後に書斎の位置を変更したけど、独立した空間の書斎にしたかったことを伝えてないから、伝わってないだけで。だから、修正した時に「事前にしっかり考えて、要望を伝えておかないといけないな」と思った。
逆に、伝えたことは一緒に考えて、できないならできないなりに考えてくれるから、提案が必要ならちゃんと伝えることが大切だと思います。

要望ノート

要望がぎゅっと詰まった家づくりノート