コラム

2021.11.02

ゆっくり育てる、三角の家

ゆっくり育てる、三角の家

約21度の鋭角を持つ三角形の変形地に、SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)としての機能が求められました。

その一つに、来客用の駐車場があります。

そのため、敷地の中で一番のボリュームゾーンに3台分の駐車場を確保し、住宅としての機能は2階へ配することとしています。

住宅部分は、必要十分な寸法を見極め、コンパクトにまとめ、ワンルーム構成を基本とし、適宜間仕切り可能な建具を備えています。

LDKの天井は、勾配天井とし、さらに上部をオープンにすることで、コンパクトながらも開放感を生み、また、隣室の気配を感じることもできるよう配慮しています。

内装は壁・天井を全て針葉樹合板とすることで、全面が補強下地の役割を果たし、住み始めてから発生する様々な機能の追加や変化に対応することが可能となります。

DIY好きのオーナーがこれからどのように仕上げていくのか、今後がとても楽しみな住まいです。

三角の家 愛知県 内装