コラム

2021.11.22

高気密高断熱住宅のデメリットを解消する換気システム

高気密高断熱住宅のデメリットを解消する換気システム

空気の質にこだわってきた河合工務店の家づくり

河合工務店では人にも住まいにも優しい快適空間をご提供するため、より確実な換気ができる全熱交換型第1種換気システム「マーベックス社 澄家」を採用しています。

全熱交換型の換気システムは、熱交換器の働きで温度差のある外気を室内の温度・湿度に近付けて室内に給気します。そのため、室内を換気をしても暖房の熱や冷房の冷気を逃さず、夏は湿気を抑えてサラッとした、冬は乾燥しすぎずしっとりとした空間を保てます。

高気密高断熱住宅のデメリット

高気密・高断熱住宅は、外からの空気の出入りや熱の伝わりを少なくすることで、外気温の影響を受けず温度を一定に保つことができる住宅です。
そのため、年間を通して快適に暮らせるだけでなく、冷暖房の効率アップによる光熱費の削減、結露の防止、ヒートショックのリスクを下げるといったメリットがあります。

一方で、気密性が高くすき間がない住宅は、空気がこもりやすくなり、人の呼吸に含まれる二酸化炭素で室内の二酸化炭素濃度が上昇し、空気の質を低下させます。
また、すき間がないため、建材から発生する化学物質やハウスダスト(ダニの死骸やフン、カビ、細菌、繊維のクズ、人間の皮膚片やフケなど)が滞留しやすくなります。
ハウスダストはアレルギー疾患(花粉症、小児ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など)の原因となり、家族の健康が損なわれます。

ハウスダスト
マーベックス社

快適空間を作る換気方法

高気密・高断熱の住宅が引き起こすデメリットを解消するには「適切な換気」が必要です。

換気によって汚れた空気を追い出してきれいな空気を取り入れることで、人も住まいも健康的に暮らせる環境をつくることが可能です。

換気といえば窓を開けることが真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか?
窓を開けることで換気はされますが、寒い冬に冷たい空気や花粉の時期に花粉が部屋に入ってきてしまいます。また、寝ている間、窓を開けっぱなしにすることもできません。

窓を開けることなく家中の空気を適切に換気し続けるには、24時間換気システムが重要になります。それを実現するために、河合工務店では、マーベックス社の「澄家DC sumika」を採用しています。澄家は第1種熱交換型の換気システムで、給気と排気を機械で制御(第1種)し、住宅内を計画的に換気します。

熱交換システム

高気密・高断熱の住宅を冷暖房で快適な温度に保ち、その室温と湿度を再利用しながら、全室の空気を入れ替えます。

熱交換率 80%

夏:外は35℃、中は25℃。熱交換80%で、外から入ってくる35℃の空気を27.1℃まで冷やして室内に給気します。

冬:外は0℃、中は23℃。熱交換80%で、外から入ってくる0℃の空気を18.6℃まで温めて室内に給気します。

これならエアコンは18℃→23℃に上げるだけなので、しっかりと換気をしても光熱費は高くなりません。窓を開けたりする換気の場合、0℃の空気を23℃に上げなければならず、光熱費がぐんと上がってしまいます。

澄家 熱交換率
マーベックス社

年間を通じて冷暖房費を節約することで、冷暖房に必要なエネルギーを削減。
マーベックス社の澄家は環境にもお財布にも優しい換気システムです。

給気フィルター

給気口には高性能なフィルターを組み込み、PM2.5や花粉等が室内に入ってしまう前に除去。外から良質な空気を取り込みます。

 

高気密高断熱住宅と換気システムで高めあう効果

人生で長い時間を過ごす家は、気持ちよく過ごせることが人生の幸福感につながります。
河合工務店が作る高気密高断熱の住宅を、マーベックス澄家で計画的に換気することで、いつも快適な温度で空気がきれいな暮らしを実現します。

カビ・ダニ、花粉などのアレルギー対策、省エネで健康に過ごせる換気システムをお考えならお気軽にご相談ください。