コラム

2021.12.02

寒暖差アレルギーの人におすすめの高気密高断熱の家づくりとは

寒暖差アレルギーの人におすすめの高気密高断熱の家づくりとは

このところ急に寒くなり、いよいよ冬本番ですね。数年前からニュースやワイドショーでも取り上げられるようになった「寒暖差アレルギー」。花粉症でもないのになぜか咳や鼻水が止まらない、顔や体がかゆくて仕方ない、という人は、寒暖差によるものかもしれません。

ある日突然「寒暖差アレルギー」を発症してしまい、その症状との一生の付き合いを覚悟した人に向けた、ストレスのない我が家で快適に暮らせる家づくりの方法をご紹介します。最後には「寒暖差アレルギー」の私が実際に体験した結果どうなったかの余談もあります。ぜひ読んでみてください。

 

7℃以上の気温差で!?寒暖差アレルギーとは

寒暖差アレルギー
私たちの体は自律神経のバランスによって保たれているのをご存じですか?鼻の粘膜にある血管の収縮や拡張も、この自律神経によってコントロールされています。ただ、寒暖差の大きな環境下で刺激を受け続けると、自律神経のバランスが乱れ、血管の収縮や拡張がうまく機能しなくなります。これにより鼻水や鼻づまりといった風邪や花粉症に似た症状を発症することがわかっています。

その寒暖差の目安は、約7℃です。7℃以上の寒暖差のある場所を行き来することで、「寒暖差アレルギー」が発症しやすくなるのです。ただ、外出先から家に帰ったときに感じた寒暖差だけが原因で発症するものだと思っていませんか?家の中こそ、実は寒暖差が多発しているのです。

寒暖差アレルギー
家の中で7℃も差があるなんて、信じがたいですよね。でも暖かいリビングからトイレへ行こうと廊下へ出ると、ヒヤッとした経験はありませんか?ドアを開けっぱなしにしないで!と、お子さんを注意したりしていませんか?実は、暖かい・寒いは約10℃の差が生まれているから感じるものとなります。

寒暖差アレルギーお風呂場での問題としてよく耳にする「ヒートショック」も、同様にこの寒暖差(気温差)から心筋梗塞や脳卒中を引き起こしています。命を脅かすことにも繋がる本当に怖い現象です。心筋梗塞と脳卒中は、日本人の3大疾病の内の2つです。つまり、家の性能によって引き起こされているんです。そうとわかれば、家の性能ってデザインの二の次にはできないなと、思わされるんですよね。

この7℃の差を体感として今すぐにゼロに近づける方法としては、廊下や玄関、家の中のどの空間にもエアコンなどの暖房器具を設置することが挙げられますが、初期費用やその後のランニングコストを考えれば、全く現実的ではありません。大切なのはより少ないエネルギーで、家そのもの、家の中全体の温度を一定にキープできることの方が、よっぽど家にも、そこに住む人にも、そして家計にも全てに負担なく問題解決してくれる方法と思いませんか?

寒暖差アレルギーの人に適した家づくりは?

寒暖差アレルギー家の中と外とで寒暖差(気温差)があるのは当然のことですが、家の中でも寒暖差(気温差)は、この通り存在しているのです。そしてその差を無くすことが、家でも快適に暮らせる近道となります。唯一リラックスできる家の中でも「寒暖差アレルギー」の症状が出てしまうなんて、本当につらいですよね。一度発症してしまうとなかなか改善しづらい傾向もあり、市販薬を飲み続けることにもなりかねません。発症してしまった人にはこれ以上肉体的にも精神的にも負担をかけない暮らしをするにはどうすればいいか、また、発症させないためにはどうすればいいかを、しっかり検討して対策をして欲しいなと思います。

寒暖差を抑える高い気密性のある家

気密性の低い一般的は家では、家の中の温度を一定に保つことはできません。気密性能は、C値という数値で表します。C値は住宅全体にどれだけの隙間があるかを表したもので、この数値が低い家ほど隙間風も感じにくい高気密住宅だと言えます。標準仕様で高気密な住まい
気密性が高くなるということは、暖かい空気が逃げない、ということです。家全体で気密性が高いのであれば、廊下へ行ってもお風呂へ行っても、どの部屋でも温度の差がなくなるのです。お正月、実家へ帰省すると隙間風でずっとくしゃみをし続けている「寒暖差アレルギー」の私からすれば、隙間が少ないおかげでどの部屋も温度が一定なんて、とても理想的です。

ただ、気密性が良ければあとの性能は重要視しなくても良いか、というとそうではありません。効率よく暖かい空気を逃さないためには、その空気をそのままキープできる高い断熱性があると、さらに効果を発揮します。

寒暖差を抑える高い断熱性のある家

断熱性の低い一般的な家では、せっかく温めた家の中の温度を長時間保つことができません。断熱性能はUA値という指標で表され、この数値が小さい家ほど温めた空気を逃しにくい高断熱の家と言えます。

高性能な断熱材断熱材にもさまざまな種類があり、各社、採用している断熱材もそれぞれです。河合工務店では、屋根・壁にはネオマフォームを、基礎にはパフォームガードを使用します。従来のものに比べて経年劣化が少なく、吹き付け断熱材のように職人の施工技術による差が生まれないパネル状の断熱材を採用しています。

高気密であることと高断熱であることが揃うと、より少ないエネルギーで、より少ない光熱費で家の中の温度を一定に保つことができます。実際に、河合工務店の高気密高断熱の家では、エアコン1台で冬も快適に過ごされているご家庭もあるんですよ。家の性能って、すごいですよね。築20年を過ぎた私の家では考えられません。

【まとめ】寒暖差が少ない家は発症リスクも下げる

寒暖差アレルギー「寒暖差アレルギー」の人が症状緩和、改善のための家づくりとして高気密高断熱の家をおすすめしましたが、「寒暖差アレルギー」の私が実際に感じたことは、症状が改善したのは言うまでもなく、その他にもなんとなくですが、花粉症との区別がつくようになったということ。これは大きな前進だと思っています。

高気密高断熱の家は、まだ発症していないご家族への予防にも繋がるのではないでしょうか。これから生まれてくるお子さんへの発症予防にも、役立つかもしれませんね。

通院したり、ドラッグストアで市販薬、漢方を購入したりすることは手軽ですが、根本的に改善ができれば、もっと暮らしやすく楽しい毎日が送れるのではと思っています。このつらさは自分だけで十分、と思えたならば、ぜひ家づくりの参考になさってください。冬の寒さはまだまだこれからですが、みなさまどうぞご自愛くださいませ。

 

今後もさまざまなテーマで家づくりに役立つコンテンツを充実させていく予定です。また次回も楽しみにしていてください。


ちなみにこちらの記事の性能については、開催中のイベント30分で分かる家づくり講座でより分かりやすくお伝えをしています。ぜひご参加ください。