コラム家づくりの記録

2023.08.17

【一宮の家】今日も今日とて村田の雑談

【一宮の家】今日も今日とて村田の雑談

みなさんこんにちは🐈
お家づくり真っ只中の村田です。

 

ひっそりとこの記録を書いているわけですが・・・
嬉しいことに沢山の方から、「見てるよー!」と言っていただきます(*´▽`*)
いつもいつも本当にありがとうございます。
村田に届いております!
事務所で大声をあげて喜んでおります。

 

ここにはいいねボタンもなければ、コメント欄もないのでどれだけの方に読んでもらえているのかも分からず、
反応も分からず、寂しくなることも多々あり・・・
(かと言って「いいねボタン」があっても押してもらえてなかったら泣くから、そんな機能付けん方がええ)

 

突然の母親からLINE「見てるで」はさすがに複雑な気持ちになりました。
よくたどり着いたな。恥ずかしいわ。
母よ、そのような事は言わない方がよいぞ。黙って見守っておくれ。

 

 

今日のテーマは特にないのですが
家づくりの記録として、忘れたくないな・・・と思った出来事を書かせていただきます。

 

先日、モデルハウスの設計担当の稲沢先生と、営業スタッフでお仕事終わりにご飯に行きました。
(あんまりそーいう記事って載せたくないのだけれど、素敵だなって思ったのですみません。)

 

この日稲沢先生は、別物件の完成見学会のお仕事で河合工務店まで来てくださっていました。
とりあえず「暑い中お疲れ様~」ってちょっと食べてから、
小林さんと稲沢先生が「じゃあやりましょうか」って言いだして、ごそごそ図面を取り広げだしました。

その図面、よく見ると一宮モデルハウスのもの。

 

 

実は今回のモデルハウスは、2階にLDKがあるのですが、
「勾配天井+見せ梁+見せ垂木」で構造体が見えているデザインなのです。
簡単に言うと天井がない、屋根の下地が丸見え状態。
これは天井断熱じゃなくて、屋根断熱という施工方法を行っているから出来る事です。
↓ちなみにイメージはこんな感じ

「今回は本当に難しい、どうおさめるか・・・」
「構造的に・・・綺麗に見せたい・・・」
「ケタが・・・、ハリが・・・、ハリセイ・・・ノボリバリ・・・モヤサガリ・・・」

どうやら2階の天井の仕上について話しているようでしたが、ミリ単位の話で
とってもややこしく、専門的過ぎて、言っていることが全く分からなくて、
私も一緒にいたスタッフ佐藤もきょとん。
必死についていこうとしても分からなくて、
でもいちいち会話を止めてられないほど、真剣に話されているおふたりを見て
なんだか純粋にカッコいいと思ってしまいました。
(かっこいいと思う事では悪ではない)

本当に難しい話をしていたんです。
私にはさっぱりだったけど、こうやって話し合って、あーじゃないこーじゃないって真剣に話している姿を見ると
そこに住むものとして、安心も出来るし、
きっと素敵な形に仕上げてくれるんだろうなという期待と嬉しさが込み上げてきて、つい写真を撮ってしまいました。

初めはちゃんと聞いていたけど、分からん過ぎて、
・・・静かにお肉を焼かせていただきました・・・。

 

 

構造計算(許容応力度計算)での耐震等級3を確保すること。
これは必ず守りたい、一番大事な事。
意匠的に美しくつくりたい思いと、プレカット屋さんの効率よく材料をつくりたい思い、
そもそも最終組み立てる大工さんたちが、つくることが出来なかったら意味がない。

建築士という知識だけではなく、現場で組み上げる過程も想像できる現場を知っている人でないと到底追いつけないなと痛感しました。

 

 

こんな難しいと分かっていて、この家を考えた先生、
モデルハウスだから攻めたつくりにしたんじゃ・・・?って実は思ってたんよ私。

そしたら稲沢先生
「あなたが言ったからでしょ、暮らしのカルテに書いてたでしょー。
施主さんがやりたいって言ったからじゃん。すべての始まりは暮らしのカルテだよ」

と言われて、全部思いだしました。
犯人、私。

↓私の暮らしのカルテ提出物

天井、木、見えとるわ。
全く意識したなかったし、全然会話に要望として出してなかったけど
本能的に選んどったわ、私。

 

あれやこれやと色んな人(この裏でも工務をしている社長、プレカット屋さん、設計スタッフのみんな)がどうつくったらいいのか?悩んでくれていました。
はい、悩ませていたのは私。

きっかけが暮らしのカルテだったとはーーーーーーーー!!
稲沢先生、カッコいいの考えてくれたなぁ、私もこれ好きー!!って実は思とったんよ!!
なんと自分で要望を出してたらしい!!

暮らしのカルテもしっかり見てくれているんだな・・・
きっかけはモデルハウスだったとしても、しっかりと施主に寄り添ったお家をつくってくれたんだな・・・。

私たちの想いを受け止めてつくってくれたんだなって、なんだか泣きそうにもなったこの日。
初めは、モデルハウスの施主役なんてどこまで真剣に取り掛かっていいのかな?
なんて思ってたけど・・・、
こんなの本当に手放したくなくなるやん(笑)

 

今日も今日とて、村田の雑談でした。
いつもいつも目を通してくださっている皆さん、本当にありがとうございます!

 

実はお家の事と同じぐらいの熱量で、我が家のにゃんこも広めたいのです🐈