完成見学会《回遊動線で家族がつながる陽だまりの家》

終了したイベント
※使用した写真は全てイメージです。実際の様子は公式Instagramにて随時公開予定です。
【開催地】愛知県一宮市
【開催日】3月18日(土)・19日(日)・21日(火祝)・25日(土)・26日(日)
【時間】各日10:00~17:00 1時間制×8枠
【ご予約】完全予約制
ご予約はお問い合わせフォームよりお願いいたします。
お問い合わせ内容欄に「完成見学会参加希望」「ご希望日時」「ご参加人数」をご記入のうえ、送信してください。
後ほど、担当者よりご連絡させていただきます。
建築家デザインの回遊動線間取り
1階は約22畳の大きなLDKを中心に、そこから屋内外共に緩やかに空間がつながっていく、開放感とプライベート感を共存させた1階完結型間取りの約28坪の家です。
ちょうど1年前の3月末に家づくりへのご要望をおまとめいただき完成したこの家。築25年のマンションにお住まいだったご夫婦(+お子様お二人)のお悩みは、「午前中しかリビングに陽が入らなくて寒い」「昼間でも洗面室が暗い」「花粉症のために部屋干しで部屋が溢れる」ということ。
これらにさらに快適性を備えて解決するため、建築家デザインとして大型の回遊性のある間取りで仕上げました。
陽だまりリビングのあるどこにいても明るい間取り
奥行きのある大空間ならではのデメリット=奥の部屋まで採光が得られないという問題にも、リビングに配した吹き抜けに光井戸の機能を持たせ解消しています。LDKの柱は残し、壁はあえて必要最低限にしたこの間取りとの相性も良く、リビングだけでなく家全体が陽だまりに包まれているかのようです。
「午前中しかリビングに陽が入らなくて寒い」という施主様からの言葉あってこその、この陽だまりの家。マンションでは起こりがちな問題も、太陽の動きを熟知しパッシブ要素も取り入れた建築家設計で+αの色付けを。そして戸建て住宅ならではの間取りでご提案しました。
デメリットではなくメリットの多い回遊動線とは
そもそも回遊動線とは、家の中を移動する時に行き止まりがなく、ぐるりと回れる動線のこと。最近では、キッチンやリビングなど家事や生活のメインとなる場所から、その他空間へのアクセスがよりスムーズになるよう配慮された間取りが注目されています。この回遊できる間取りは、共働きのご家族にとってメリットの多い間取りとして人気を集めています。
回遊動線のデメリットは、その動線自体の確保のために居住空間や収納スペースが圧迫される点です。例えば、回遊動線のあるキッチンにアイランドキッチンがありますが、壁付けキッチンやペニンシュラキッチンと比較すると、回遊できる分、より広い畳数が必要になります。
一般的な家づくりでは決められた面積の中でやりくりをするため、回遊動線を優先することにより残りのスペースに限りが出てしまうのは当然のことです。ただ、すべての回遊動線にそういったデメリットが存在してしまうわけではなく、逆にメリットの多い回遊動線に仕上げることも、設計者次第では十分に可能なことと言えます。
マンションにはない機能的な回遊動線
この家は壁付けキッチンを採用していますが、背面のリビングに開く形で造作作業台があり、“キッチンという空間自体”にもアイランドキッチンのような回遊性を備えました。
それにより圧迫されてしまうはずのその他空間は、廊下を設けない代わりに建物形状に“コの字”することで、空間同士が緩やかにつながる間取りにデザインしています。面積以上の広がりを感じるこの柔軟なデザイン・設計は、一般的なマンションや戸建て住宅では考えられない間取りとして落とし込まれています。
回遊動線と吹き抜けで家族を豊かにつなぐ家
自身も母であり、「人ありき」の空間づくりを得意とする建築家 中田啓予氏が設計したこの家は、四季折々の暮らしの中で小さな喜びにも気づけるような、女性ならではの細やかな配慮を感じる家となりました。
先生の、「暮らしてみたい家かな。自分自身が。」と微笑みながらさらりと出た言葉が、今も印象深く残っています。
一日の始まりに優しく陽を浴びながらあたたかいキッチンに立ち、明るいダイニングで朝食をいただく。それがなによりのエネルギーになり、家族が今以上に元気に「行ってきます」と「ただいま」が言える家になるといいなと思います。食べることは生きること。おいしい食事が、時間が、たくさん生まれますように。
冒頭のご家族のお悩みの中で、ご説明しきれなかった「昼間でも洗面室が暗い」「花粉症のために部屋干しで部屋が溢れる」ことがどのように解決されているかは、当日のお楽しみとさせていただきます。お気軽にお越しいただき、暮らしやすさも備わる建築家デザインをぜひご体感ください。
【外観・内観の見どころ】
・白いサイディングの軒のあるコの字の家
・リビングを中心とした家全体を回る大型回遊動線
・リビングやキッチンにも続く買い物動線もある玄関土間
・サンルーム、インナーテラスのような冬も明るく暖かいリビング
・アウターリビングにもなる土間で繋がる軒下玄関ポーチ兼テラス
・独立造作作業台のある回遊性のあるキッチン
・布団もOK!部屋干しで完全完結できる快適間取り【建物の概要と性能】
・延床面積:92.74㎡ (約28坪)
・UA値:0.50W/㎡・K
・C値:0.3㎠/㎡
建築家/中田 啓予(Hiroyo Nakata)
1978 富山県生まれ
2001 日本大学生産工学部建築工学科居住デザインコース 卒業
2001-2005 小林盛設計事務所
2005 ナカタヒロヨスタジオ富山スタジオ設立
2012 ナカタヒロヨスタジオ長野アトリエ開設
2019 一級建築士事務所ナカタヒロヨスタジオとして長野に移転
今だけじゃなく10年後、20年後の家族にも対応する建築家設計の家
家族は変動するものです。子どもは成長していきます。そして自分たちは老いていきます。家族は変わっていくのに、“終の住み処”と決めて建てた恒常的なこの家(間取り)で、この先何十年も今と同じ快適を味わえるのでしょうか。
答えはNOです。ただ、それを設計した者が設計した時点でそれを見極めているならば話は変わってきます。家族のカタチは変わっていくことが念頭にあり、将来に起こるさまざまな出来事や問題を想像し、それらを的確に間取りに反映することができる者が設計することで、これからつくる家が本当の意味での“終の住み処”となるのだと私たちは考えています。
同じプラン(間取り)はご提案しません
河合工務店では、ひとつの家をつくることに私たちスタッフだけでなく建築家の先生も同じように情熱を注いでくださいます。河合工務店は、一つとして同じプラン(間取り)をご提案しません。そのご家族の今と今後までをも見据えて、真剣に、熱意をもって向き合っていきたいと考えています。
家づくりは大変です。でも、楽しいものです。土地選びの正解が分からなくなってしまった方へは“私たちならこんな土地でも良さそう”を見つけられるきっかけになればと思っています。また、“私たちならどんなプラン(間取り)になるのだろう!”と思っていただけるような工務店でありたいと思っています。当日は、みなさまにお会いできるのを楽しみにしております。
※使用した写真は全てイメージです。実際の様子は公式Instagramにて随時公開予定です。
当日は、間取りをご覧いただくだけでなく、費用についてもお答えすることも可能です。 施主様のご厚意により見学会を開催いたします。ぜひこの機会にご来場いただき、河合工務店の家づくりをご体感ください。
【開催地】愛知県一宮市
【開催日】3月18日(土)・19日(日)・21日(火祝)・25日(土)・26日(日)
【時間】各日10:00~17:00 1時間制×8枠
【ご予約】完全予約制
ご予約はお問い合わせフォームよりお願いいたします。
お問い合わせ内容欄に「完成見学会参加希望」「ご希望日時」「ご参加人数」をご記入のうえ、送信してください。
後ほど、担当者よりご連絡させていただきます。
河合工務店のInstagram内でも随時実例の公開をしております。また、実例を用いたroom tourや河合工務店の家との施主様の暮らしぶりなど、家づくりに役立つ情報も発信しております。ぜひご覧ください。